取引の仕組み

モノをもってないのに「売る」ことができるのはなぜ?

 われわれは日常、モノを買ったり売ったりしていますが、そのほとんどは、代金と引き換えに品物を受渡しする「実物取引」です。これに対し、商品先物取引とは、「将来の一定の時期にモノを受渡しすることを約束して、その価格をいま決める取引」であって、さらに特徴的なことは「約束の期日を待って物の受渡しを行うこともできるし、また約束の期日以前ならば、いつでも、その時点の価格ではじめの取引とは反対の売買(当初買い付けていたものであればそれを売り(「転売=てんばい」といいます)、売り付けていたものは買い戻す)を行うことによって当初の「買い」又は「売り」の契約を解消し、品物の受渡しをしないで、売りと買いの差額を受払い(差金決済)するだけで取引を終了させることもできる取引」であることです。このため、最初に買い付けるだけでなく、途中で買い戻して差金決済すればよいのですから、品物をもっていなくても「売り」から取引を始めることができるのです。
 そして、買い付けたものが値上がりしたときに転売すれば買値と売値の差が利益となり、売り付けたものが値下がりしたときに買い戻せば利益となります。つまり「買い」から始めても「売り」から始めても、買値より売値が高くなれば利益が生じます。このように商品先物取引では、値上がりだけでなく値下がり局面でも利益を追究することができるのです。

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