山田 明 様は2009年商品さきもの投資家応援ナビ「先輩投資家の声」にご登場いただきました先輩投資家です。
主な取引データ 取引歴 : 20年 取引手法 : 対面取引(コミッションセールス) 好きな銘柄: 穀物/貴金属 ご紹介いただきました商品取引員(商品先物取引業者):岡地(株):http://www.okachi.co.jp/
山田 明様(後編)の概要 コミッションセールスを通じて取引をしています。商品先物取引はハイリスクですから投資のパートナーは時間をかけて探す必要がありますね。 -------------------------------------------------- Q1:どのようにして商品先物取引を始めたのですか。 A1:勧誘された取引会社と連絡を取り合って営業社員と話をしていく中で、お互いの相場感をすりあわせて一致したときに始めました。
Q2:現在の取引スタイルを教えてください。 A2:私はコミッションセールスと組んで取引しています。
Q3:コミッションセールスとの取引を選んだ理由は何ですか。 A3:営業にはいろいろな形態がありますが、コミッションセールスは営業の中でも自分たちが成果を上げなければ自身の生活にも関わってくる比率がとても高い職種に位置づけられると思います。私はそういう方と組んで、ファイナンシャルプランナーとはいかないまでも、先物取引をする上で自分の資金を増やす話を屈託なくできたり、大変な状況になってきたらそれをどうやって回避していくかという話し合いができたりする自分のパートナーを持ちたいと思ったのです。 人生のパートナー、たとえば妻はまた別として、投資する上で自分がしっかりしたパートナーを持つということはものすごく私にとっては大切なことですね。
Q4:パートナーとなる営業社員をどのように探したのでしょうか。 A4:私はすごく単純でインターネットで「商品先物取引」で検索してみました。企業のホームページもコミッションセールスをしている人たちのホームページもたくさんヒットしますので、内容を読んだり、連絡を取って話をしてみたりしました。人間好き嫌いってありますよね。コミッションの方や企業の方とも連絡を取ってみると自分とウマが合うなあとか合わないなあとかわかります。ウマが合うってことは決して良いことばかりではないですが、人と人とのふれあいになってきますので、その人と会って話をしてみて、「あっ、この人と一緒にやってみたいなあ」って思って、この人と一回にやってみようかなということで取引を始めてみることですね。
Q5:投資のパートナーを選ぶときの心構えを教えてください。 A5:お金を働いて殖やすことも大変ですし、今あるお金を更に殖やしたいと誰でも考えることですが大変だと思います。その大変なことを自分1人でやろうとするのか、パートナーを探してやろうとするのか。パートナーを探してやるのでしたら、真剣にそのパートナーを探していかなければなりません。命の次に大切なのがお金と言われることが誰にも共通することならば、それだけお金は大切なものなので、お金を殖やすためのパートナー選びに時間と労力をかけるのはものすごく大切なことだと思います。
Q6:良いパートナーと出会うコツはありますか。 A6:。コツはないですね。自分の人生の友人も恋愛も含めてパートナーは必要だと思いますが、なかなかみつからないですよね。お金がそれだけ大切なものであるなら、投資のパートナーを探すのは大変だと思うのです。でもその努力をしないで見つかるわけはないですし、天から天使みたいに降りてきて、あなたのお金を殖やしてあげましょうっていう人はいないと思いますね。商品先物取引はハイリスクハイリターンの取引ですので、リターンは良いですが、リスクもあるわけですから、パートナーを探すなら真剣に探すことが大切です。ネットトレーディングを選ぶなら材料やデータを徹底的に研究することが必要でしょう。 商品先物取引は自分のやり方を探していかなければ気軽に飛び込めるものではないと思います。ただ、短い時間でお金を殖やしたいのでしたら、真剣にパートナーを探して見つけることができれば、目標は達成できると思います。
Q7:商品先物取引業界の新しい流れについてお話しいただけますか。 A7:夜間取引も始まりましたので、ネットトレードしている方は、すごく嬉しくて楽しいと思いますね。実際の取引を生で見られる時間帯が増えましたし。私にとっての利点は東京工業品取引所の注文の状況である板が全部見られるようになったのがわかりやすくなったことです。 「サーキットブレイカー」という値段が一定の値幅以上動いたとき、一度相場を停止して我々投資家の昂ぶる気持ちをクールダウンさせる仕組みも作られました。今までずっとやってきている我々からすると特に年配の方には横文字になって大変だという方が多いようですし、取引会社も対応が大変のようですが、担当者も慣れてくればお互いの中で値動きも掴みやすいですし、私は良い方向に進んでいると思います。新しく変わった東京工業品取引所の手法については出来高が増えてきたらすごく効果が出てくるのではないかなと思います。
Q8:好きな取引方法はありますか。 A8:私は場節取引がとても好きですね。一節一節ごとに値段がどんどんと決まっていきますので、そちらの方が相場らしくていいなという気がします。
Q9:自分に合った取引スタイルはどのように見つけたらよいでしょうか。 A9:ネットトレーディングにはいろいろな分析手法がたくさんありますから、それらの中から自分のやり方考え方にあったものを選ぶと良いと思います。合わないものを選んでもいつか無理がくるので自分に合った手法で取引する。そうでなければその道のプロと組んでみる。選んだ営業社員とつきあい続けなければいけないことはありませんし、ウマが合わなければ取引会社を変えて、担当者を変えることも良いと思います。自分の大切な資金を守るために、自分と相場観の合う商品先物取引のプロと組んで自分の将来の資金運用を考えていくというのもひとつの方法ではないでしょうか。
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