先輩投資家の声

 たろうちゃん 様(後編)


たろうちゃん様は2008年商品さきもの投資家応援ナビ「先輩投資家の声」ご登場のいただきました先輩投資家です。

主な取引データ
取引歴  : 3年
取引手法 : オンライン取引
好きな銘柄: 金

たろうちゃん様(後編)の概要
最初のトレードでは利益を得ましたが、2回目は損失を出してしまいました。商品先物取引は変動要素が大きいため、資金の範囲を決めて取引しています。
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Q1:最初のトレードはどのように進めたのですか。
A1:2005年の初めに口座を作りましたが、ゴールドを買ったのは半年後くらいだったと思います。2006年の始めには売ってしまいました。売り時もあまり考えずに始めたので、儲かっているなら売ってしまおうという感じでしたね。少し純益は出たと思います。
最初のトレードの時は何もわからなかったので、まず買ってみるというところから始めました。毎月チェックしながら、半年後くらいに他の商品も買ってみたくなったのですが、投資資金は最初の出資の範囲でと決めていましたから、利益が出ているゴールドを売って違うものに変えたわけです。

Q2:2回目の取引はいかがでしたか。
A2:次の取引はかなりダメでしたね。高値づかみをしてしまいました。毎月値段をチェックしている中で下がりつつありましたが、でもいつか上がるだろう、値段は戻ってくるだろうとずっと持ち続けてしまったのです。下落基調は止まらず40%ぐらい損してしまいました。買値から何%落ちたら損切りすると自分自身で決めてはいたのですが、上がるだろうという期待を持ってしまって、なかなか損切りができませんでした。

Q3:投資する金額の範囲を決めているのはなぜですか。
A3:商品先物取引は投資ですから変動要素が大きいです。預金とは違う部分がありますから投資資金の範囲を決めておかないと、自分の生活にも影響が出てきます。お金を借りれば投資は可能なので、範囲を決めないとたぶん自滅するのではないかという感じがしていました。だから損失してもいい額、損はしたくはないですがここまでだったら勉強代としてしかたがないという範囲を決めているのです。

Q4:初心者の方に心がけて欲しいことは何ですか。
A4:なかなか切れないというのはやめたほうがいいですね。いつか上がるだろうというのは誰もが思うことです。損切りすると損失が確定するのでなかなか切り出しにくい部分があるのですが、傷の幅を広げる前にちょっとしたかすり傷程度でやめておかないと治らない大怪我をする可能性もあります。きちんと額を決めてリスクを限定した方がいいと思います。

Q5:実際に取引を始めてからどんなことを感じましたか。
A5:経済の動向にかなり敏感になりましたね。先物の中でもこの商品の需要や供給はどれくらいになるのだろうなどいろいろなことが疑問に思えてくるので良い勉強になると思いました。

Q6:取引に必要な情報を集めるには何をしたらよいでしょうか。
A6:まず口座を開設している会社のメンバーページやインターネットの中で情報収集していく。情報収集は常に行っていかなければいけないと思います。

Q7:商品先物取引に関する情報は集めやすいですか。
A7:取りにくいですね。各商品のトレンドはどのホームページからも取れるのですが、これからの需要と供給の予測は取りにくいです。これは自分自身で判断しなければならないと思っていますが、やはり情報分析は難しいですね。

Q8:商品先物取引に必要なのはどのような情報でしょうか。
A8:情報としては需要と供給の量が欲しいですね。これらを集めるにはいろいろなホームページから数字を掻き集めてExcelで表にする作業が必要になってきます。ひと目ですべてがわかるようなページがあれば取引をするための良い参考になると思います。

Q9:商品先物取引をもっと身近に感じてもらうにはどのようなことをすれはよいと思いますか。
A9:初期投資という意味では株式投資より若干高いので、敷居を低くするのがひとつかなと思います。あとは先物取引のメリットや口座の開設手法をもっとわかりやすく説明するとか、キャンペーンを実施するとかですね。
証券会社は多くのキャンペーンを実施しています。商品先物会社のキャンペーンは実施されていても一般には知られていません。Yahoo!やGoogleなどのポータルサイトに広告を頻繁に提示すると「商品先物」という言葉自体も認知されると思います。原油価格が高騰している流れの中で、「先物取引」という言葉が周知されつつあります。このタイミングで広告を掲載したり情報発信したりしていけば、投資家の皆さんも情報収集しやすくなって魅力も伝わると思いますね。



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