| ■商品特性 |
| 農産物は工業品と異なり生産調整が困難であるという特徴があります。また播種から収穫までを通して天候(気温、降水量、日照時間、降霜など)や病害虫の発生により収量の多寡が生じます。世界最大の大豆生産国は米国で、限られた少数の国の生産が世界の供給を賄っています。また大豆の生産地ととうもろこしの生産地は重なっていることが多く、このため大豆の生産増はとうもろこしの生産減につながる特徴もあります。近年、新興国の工業化が進展した結果、農産物の需給構造に変化が見られるようになりました。従来、比較的需要の少なかった地域での需要増がそれです。大豆の価格変動には、そうした世界のダイナミズムが反映されています。 |
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大豆の生産量 (単位:100万t)
| 国名 |
2004/2005年 |
2005/2006年 |
2006/2007年 |
2007/2008年 |
2008/2009年 |
2009/2010年 |
2010/2011年 (予測) |
| 米国 |
85.02 |
83.50 |
87.00 |
72.86 |
80.75 |
91.42 |
90.61 |
| ブラジル |
53.00 |
51.18 |
52.46 |
57.86 |
59.24 |
69.00 |
73.00 |
| アルゼンチン |
39.00 |
38.29 |
40.54 |
47.48 |
46.24 |
54.50 |
49.50 |
| 中 国 |
17.40 |
16.35 |
15.50 |
12.37 |
15.55 |
14.98 |
15.20 |
| 世界全体
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215.77 |
214.46 |
221.89 |
219.58 |
230.58 |
260.84 |
261.97 |
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| 出所 |
:農林水産省「世界の大豆生産状況」、USDA "World Agricltural Supply and Estimate"2011年5月 |
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| ■変動要因 |
産地の天候状況(気温、降雨量)や生産動向(作付け面積、育成状態、収穫量)が主な価格変動要因となります。特に世界最大の粗糖生産国であるブラジルの動向が最大の関心事となります。
また輸出入の動向として、甘しゃの生産地であるタイ、インドネシア、オーストラリア等の輸出量やロシア、中国の買い付け国の輸入動向が注目されます。
日本の相場は、ロンドンやニューヨークの砂糖相場に大きく左右されるため、海外の相場をチェックすることも、市場に参加するためには必要であると考えられます。 |