朝吹 栄二様は2008年商品さきもの投資家応援ナビ「先輩投資家の声」ご登場のいただきました先輩投資家です。
主な取引データ 取引歴 : 3年 取引手法 : 対面取引 好きな銘柄: トウモロコシ
朝吹 栄二 様(前編)の概要 分散投資の一部として商品先物取引を始めました。初心者の方には始める前にリスクの説明を受けるだけでなく、仮想トレードも体験してほしいですね。 -------------------------------------------------- Q1:「商品先物」という言葉を初めて耳にしたのはいつ頃でしたか。 A1:商品先物会社で働いている友人から話を聞いていましたが、同時期に他の会社から自宅にダイレクトに電話が架かってきて話を聞いていた1990年後半ぐらいでしょうか。
Q2:その時の印象はいかがでしたか。 A2:印象は悪くなかったです。たとえば穀物でしたら野菜市場で売買しているものに、なぜお金を投資しているのか複雑でわからず混乱していたのですが、友人の話を聞いて少しずつ理解できたのでなんとなく取引を始めてみようかなと思いました。
Q3:商品先物取引を投資手段として選んだ理由はどこにありますか。 A3:分散投資の一部として考えているので、特に貴金属に魅力を感じて始めたわけではないのですが、貴金属やガソリンが話題になっていたのでその流れに乗った形で始めるようになりました。
Q4:取引を始める際、初心者に気をつけてほしいことはありますか。 A4:口座開設をするときリスクに関して面接で説明を受けたり、Web上で確認してチェックしたりするだけでなく、今まで他の投資をしていたとしてもどれだけリスクがあるかを仮想トレードで確認してほしいですね。 商品先物取引はまだメジャーではないので環境が異なりますから、簡単に取引を始めることは可能ですが、投資する金額が大きかったり、価格が世界情勢の中で動いている部分もあるので、デモトレードをしてみたり自分の想像上で売買してみたり、また浮き沈みが激しいので一度は仮想トレードを行ったほうがよいと思います。
Q5:実際に商品先物取引を始めた時期はいつですか。 A5:友人の話を聞いてからだいぶ間が経ってからですが、2007年の初旬だったと思います。
Q6:最初に取引した銘柄は何ですか。 A6:トウモロコシです。営業の方に話を聞くしかなかったのでいくつか候補を選んでもらった中のひとつでしたが、特に何でという理由はなかったのですがそこから始めました。
Q7:どのような手順で取引口座を開設したのですか。 A7:まず初めに電話が自宅に架かってきて、それから会う日取りを決めました。家の近所まで来ていただけるということだったので、近くで会いました。その時は有無を言わなかったのですが、もう一度会ったときに再度わからなかったことを多少質問してから口座開設に至りました。
Q8:最初のトレードの結果はいかがでしたか。 A8:取引をした翌日にはプラスになったのですが、そのあと一週間ぐらいあまり気にせずにいたら営業の方から電話が架かってきて追証拠金を入れてくださいという話になってしまいました。やっぱりきちんと一日一日流れをみておかないといけないなと思いました。追証拠金が必要になる取引も始めてだったので、ひとつ勉強になったかなと思って決済をしてトウモロコシは終わりにしました。
Q9:損失を出したあとどんなことを感じましたか。 A9:あまり考えないようにして、次は何をしたらいいのかなとすぐに頭を切替えてまた取引を始めました。
Q10:商品先物取引を続けようと思ったのはなぜですか。 A10:分散投資は時期的な要因でマイナスになるかもしれませんが、どんなにマイナスになっても長い目でみたらプラスになると思っています。ガソリンや貴金属など商品先物というものが注目を浴びてきたところで私も始めましたので、今の段階で商品先物取引を分散投資の中から外すという考えはありません。これからも取引を続けていきたいと思っています。
Q11:これから商品先物取引を始める方へメッセージをいただけますか。 A11:まず自分で何をどんな風に取引したいのかということを思い描くことが大切です。何の目標もないと良い方向には行きませから。商品先物がなぜ他の商品よりも出来高が少なかったり人気がなかったりするのかわかりませんが、今後や今を考えたら取引した方が違う面でも勉強になると思うので取引を始めてみたらよいのではと思います。
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