先輩投資家の声

 松下 誠 様


松下 誠 様は2006年商品さきもの投資家応援ナビ「先輩投資家の声」ご登場のいただきました先輩投資家です。

主な取引データ
取引歴  : 5年
取引手法 : 対面取引
好きな銘柄: 小豆
ご紹介いただいた社=エム・ケイ・ニュース社:http://ffcworld.com

松下 誠様の概要
投資は自分とは無縁なものだと思っていました。始めるきっかけになったのは妻が日経新聞の広告を見て買ってきた一冊の本を読んだことです。
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Q1:投資を始めたのはいつ頃ですか。
A1:株式を始めたのは2001年の2月ですが、商品先物取引を始めたのはそれから9カ月後の2001年の11月ですね。

Q2:投資に対する印象はいかがでしたか。
A2:商品先物取引はまったく知らなかったですね。商品先物取引を行う前に株を始めていましたが、株も存在を知っていただけで、自分とは完全に無縁の世界だと思っていました。

Q3:投資を始めるきっかけになったのはどんなことですか。
A3:当時ベストセラーになった『金持ち父さん・貧乏父さん』という本を妻が日経新聞の広告を見て買ってきて、読んだあとに薦められて自分も読んだことがきっかけです。会社の研修で東京に行くことがあって新幹線の中で読んだのですが、それこそ「目からウロコが落ちた」という感じで夢中になって読みましたね。

Q4:本からどんな影響を受けましたか。
A4:言葉というか考え方から影響を受けましたね。自分にできることがあるのだという感覚と考え方を知ったときに、自分にできることやしたいことがあるならすればいいんだということに気づいて一気に世界が変わってしまったのです。その勢いですぐ株式の口座を開いて株の取引を始めました。

Q5:商品先物取引とはどのように出会ったのでしょうか。
A5:投資はまったくわからない世界だったので日々勉強しなければと株式や投資の本を読んでいく中に新井邦宏さんが書いた投資全般の考え方に関する本がありました。そこには現物の株式のレバレッジが1で、信用取引や為替取引や商品先物にもそれぞれのレバレッジがあることや、投資そのものの難しさが書かれていました。また投資に慣れて学んでいくとレバレッジを効かせるようになるあるいは難しいものに投資するようになるということも書いてありました。投資に習熟してきたら最後は商品だという自分なりの解釈もあって、いつか商品を取引したいと思っていました。

Q6:どのようにして取引を始めたのですか。
A6:どこで口座を開けばよいかまったくわからなかったのですが、セミナーの案内をいろいろ見ていたら講師に新井邦宏さんのお名前を見つけました。すぐに電話をかけて申し込んだところ、セミナーを主催している商品先物会社から参加後に営業のお電話いただいたので口座を開きました。

Q7:取引を始めたばかりの頃はいかがでしたか。
A7:これはいけると自信満々でしたが、全然うまくいきませんでしたね。株には株の取引ルールがありますし、商品には商品のルールがあります。当然株取引と同じ考え方ではいけないわけですが、そのことがわかっていなかった。商品先物取引の難しさそのものも理解していなかったので大変でした。スピードがとにかく速いのとレバレッジが高いことで株とは違う世界でしたから、利益を上げるときも損するときも早いことに最初は戸惑ったのを憶えています。

Q8:ご自身の投資スタイルを教えていただけますか。
A8:自分のスタイルは、最初はどうしてもイメージから入ります。いつか自分の思い描くイメージに合うトレードができたら利益が上がるのではないかと、ギャップを埋めていくようにしました。埋まり始めたのは商品先物を始めて1年くらいしてからですね。

Q9:商品先物取引の魅力はどんなところですか。
A9:商品先物取引は一番利益が上がる市場だと思います。まずスピードは格段に速いし、レバレッジも非常に大きい。もうひとつは自分の資金の性格にもよりますが、小さくて短期的な資金を回転させて大きく殖やすことを投資の目的とするなら商品先物取引は最適ではないでしょうか。
またそのスピードやレバレッジに慣れてしまうと単純にそれ自体が楽しくなってきます。

Q10:投資を通じての夢は何ですか。
A10:トレードに成功することで昔自分が持っていた夢を間接的に叶えることができると考えています。たとえばまったく医療環境のない子供たちに医療環境を提供したり、教育環境のない子供たちに教育環境を提供したりということを資金面でお手伝いすることは自分が投資の世界で成功すれば可能だと思うのです。投資で利益を上げることだけを目的にすると何も残らない。子供たちに直接何かするというよりは、資金を動かし、利益を上げることでそういうところへお金が流れるようにすることができると思っています。

Q11:これから商品先物取引を始める方へアドバイスをいただけますか。
A11:自分にアドバイスすることはたくさんありますね(笑)。これから始める方へは、取引したかったら始めればいいんですよと言いたいですね。商品先物取引は危険だと皆さんまず思う。損するって思う。でもそんなことはなくて、危険は何かというと、商品先物取引についてまったく知らない状態や取引の仕組みについてまったくわかってない状態で、誤った方法で始めるということです。私が損したときはまったくそのとおりで、わかっていない世界でわかっていない方法で取引していたからです。取引したければまず理解してしまえばいい。できるようになるまで学べばいい。そう考えれば無用な危険を感じる必要はないと思いますね。

Q12:実際に取引する際にはどんなことに気をつけたらいいでしょうか。
A12:基本的なことになりますが、損切りができずに大きな損失を抱えて市場から撤退していく投資家がほとんどなので、まずは損切りの仕方を覚えることです。あとはポジションの作り方ですね。皆さん大抵大きく取引し過ぎるので、小さく取引することを覚える。商品先物取引が危険なのではなく、投資家の状態が危険だったり知識がないことが危険だったりするのです。気をつければ楽しく取引することもできますし、楽しく利益を上げていくこともできると思いますよ。



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