先輩投資家の声

 アービー 様


アービー様は2006年商品さきもの投資家応援ナビ「先輩投資家の声」ご登場のいただきました先輩投資家です。

主な取引データ
取引歴  : 8年
取引手法 : オンライン取引
好きな銘柄: ゴム・一般大豆

アービー様の概要
良い金融商品はないかと探しているとき書籍を読んで商品先物取引のことを知りました。取引の経過を手書きで記録することが重要だと思っています。
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Q1:商品先物取引を初めて知ったのはいつ頃ですか。
A1:1999年頃です。本屋さんで林輝太郎先生の『商品相場必勝ノート』という本に出会ったことが先物の世界を詳しく知るきっかけとなりました。

Q2:林 輝太郎氏の本と出会った頃のことをお聞かせいただけますか。
A2:その頃は金融商品で大きく儲けたいと思って外貨預金や株式の累投など取引していました。外貨預金は投下資金の約3割を損失して終わった経験があります。林輝太郎先生の商品先物の本に出会って、こんなにおもしろい取引があるのかと夢中になってこの本を読みました。

Q3:なぜ、商品先物取引を始めたのですか。
A3:少ない資金で当たれば大きいということに一番の魅力を感じたからです。

Q4:商品先物取引についてどのように勉強していったのですか。
A4:これは今でも続けているのですが、毎日の終わりの値段を手書きで記録しています。この値段を目で追うことと合わせてグラフをつけて勉強していきました。

Q5:手書きで記録をつけることのメリットはどのように点ですか。
A5:コンピュータのモニター画面だけを見ていると相場がわかったような気になりますが、実はわかっていないものなのです。手書きで記録をつけていくと2、3日前、一週間前、1カ月前の高値や安値がいつだったかということが見た感じで理解できるようになります。
『商品相場必勝ノート』に出会って、手書きの大切さ、記録をつけることの大切さを学んだのですが、取引を始めたばかりの頃は損切りとトレンドに乗ることの大切さを忘れていました。それで手痛い失敗を3回、4回繰り返したあとに『マーケットの魔術師』という本に出会いました。その本から間違ったら素直に認めて素早く切ることの大切さと資金管理の大切さを学びました。

Q6:「サヤ取り」の勉強を真剣に始めたのはなぜですか。
A6:きっかけはある日、今まで売買結果を紙に書き出してみたときです。買いや売りといった片張りの取引結見るとこのまま続けていたら損をして終わってしまうと思いました。一方サヤ取りでは利益が出ていたのです。こんな下手な方法でもサヤ取りは利益になっていると気付いてサヤ取りについて本格的に勉強を始めました。

Q7:投資家に「サヤ取り」を薦めるのはどんな理由からですか。
A7:私自身が商品先物取引の営業を仕事にしているときに感じたことは、一発勝負で消えていく人がとても多いということでした。営業が無理に勧めなくても投資家自らが無理な建玉をして自滅していくのです。そういう方たちに片張りという方法以外にもサヤ取りという方法もあることを教えたいと思います。サヤ取りはインターネット画面に始終貼り付いて取引している専業やプロの方ではなく、普通に仕事をしている中で勉強しながら投資したいという方に最適です。仕事中でも値段が気にならずに取引できる投資方法として板寄せ銘柄のサヤ取りを特に強くお勧めしたいですね。

Q8:「サヤ取り」で気をつけなければならないのはどんなことですか。
A8:サヤ取りでも間違った方向に進んで無理に頑張ると、急激に損することはありませんが緩やかに損をすることもあります。間違ったと思ったら、素直にそれを認めて損を切ることはサヤ取りでも必要です。

Q9:商品先物取引の魅力はどんな点でしょう。
A9:取引する銘柄が絞られているということ。片張りの場合は少ない証拠金で大きな波に乗れば株式と比べてレバレッジが効いていますので、短期間で3倍、5倍に資金を殖やすことも夢ではないということ。これは商品先物取引の魅力でもあり怖さでもあります。

Q10:商品先物取引をするときに心がけてほしいことはありますか。
A10:第一に資金管理の大切さを知って間違ったと思ったら素早く切ることですね。第二にポジションを建て過ぎないこと。どんなに自分自身の方向性が合っていたとしても、1カ月に1回以上追証拠金がかかる取引はトレードそのものが間違っているということです。これを解消するためには資金にゆとりを持って少ない枚数で取引を行うということです。そして最後にもサヤ取りでも片張りでも波に逆らわないことです。流れを見るために毎日の値動きを手で書いていただきたいですね。

Q11:これから始める方へメッセージをお願いできますか。
A11:最初は小さく負ける癖をつけてください。負けることを恐れないで積極的にトライしてください。負ける金額は20回連続で負けても立ち上がる資金配分でやるべきです。バーチャル取引ではなく自分自身のお金で取引することをお勧めします。そうすれば真剣に学んでいく意気込みも生まれてきます。インターネット上にはいろいろな情報が流れていますが、惑わされずに自分だけの取引方法を探求してほしいと思います。



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