第11回（2005年度）研究調査助成対象研究の募集について

当協会では商品先物取引制度の国民経済上の意義を明らかにすることを目的に「商品先物取引に係る研究調査助成金制度」を設置しております。 　本年度も意欲的研究を募集いたしますので、応募要項をご覧のうえ、ふるってご応募下さい。 【商品先物取引に係る研究調査助成金制度の趣旨】 　本助成金制度は、1993年（平成５年）６月、下記の趣旨により設置されました。

〔趣　旨〕 　　今日、先物取引の経済的意義に関する研究は、わが国においては、金融、証券の取引分野において緒に着いたところでありますが、「商品」の先物取引については、これらの取引分野や米国と比較したとき、その基礎的・原理論的な研究・調査の深化と広がりにおいて立ち遅れがあることは否定できないところであります。 　　然るに、市場経済化の一層の進展の中で、産業インフラである商品先物市場についての正しい理解の普及を図り、もって実体経済界における商品先物取引の実践的活用を促進することの国民経済上の意義は高まっており、その意味において、商品先物取引に係る経済上の原理論的な解明を行ない、その現代的意義を明らかにすることは極めて重要なことであると考えております。 　　よって、商品先物取引に係る学術研究・調査を行なう者に対し、その研究・調査を奨励し、学術の振興を図り、もって商品先物取引制度の国民経済上の意義を明らかにすることを目的として、「商品先物取引に係る研究調査助成金制度」を設置するものであります。